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ひとことでチベットの場所を指すのは、実はとても難しいことです。
ニュースなどで耳にする現在のチベットは、中国の西南部にある「チベット自治区」を指すことがほとんどです。

しかし、、ダライ・ラマ法王のいるインドのチベット亡命政府や、現在チベット人が住んでいる地域、中国に統合される前のチベット、文化的・宗教的な意味でのチベット文化圏(中国青海省やインド・ラダック、ブータン、ネパール、モンゴルなど…)など、内容によって"チベット"の意味は微妙に変わってきます。


 

チベットにゆかりのある場所

ラサ ラサ
現在のチベット自治区の中心都市。
かつてチベットの政府があったところで、 ダライ・ラマ法王が住んでいたポタラ宮がある。

ダラムサラ ダラムサラ
インド北部にある、チベット亡命政府のある町。
6000人以上のチベット人が暮らす、チベット文化の拠点となっている。
現在のダライ・ラマの住居もここにある。

ラダック ラダック
インドの最北にある地方。中心都市はレー。
かつて独立した仏教王国だったため、中国に占領されたチベットよりも
チベットらしい文化が残っているといわれる。

カイラス カイラス
チベット仏教で聖地といわれる山。
チベット語では、カン・リンポチェと呼ばれる。
信仰の厚いチベット仏教徒は、この山を五体投地しながら巡礼する。

その他の地域でも、チベット仏教は昔から広く近隣の国々(インド・ブータン・モンゴルなど)でも信仰され、各地にチベット文化が残っています。
ちなみに、最近GNH(国民総幸福)でも注目されるブータンは、世界で唯一チベット仏教を国教としている国。


   




50年ほど前までの、中国に統合される前にチベットだった場所は、
チベット自治区をはじめ青海省、四川省の一部などを含む広い範囲にまたがっています。
チベット人は、チベット自治区のほかにも、青海省や四川省などにもたくさん住んでいます。
インドの北部にあるダラムサラという町には現在チベット亡命政府があり、ここにも数多くのチベット人が住んでいます。